学術研究と呼ばれるものは、必ず共通する要素があります。それらの要素が分かれば、我々は学術研究へもっと理解できるし、研究計画を立てる時に踏まえなければいけないポイントもわかるようになります。 学術研究は必ず以下の共通要素が備えています。 研究問題/リサーチクエスチョン/RQ研究方法/アプローチ研究対象/領域 まず研究問題/リサーチクエスチョン/RQについて、...
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“Study in Japan” Academy
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学術研究と初対面
皆さんは、学術研究もしくは論の進め方に初めて接触するのは、おそらく大学卒論を書く時だと思います。卒論研究を進めていくうちに、疑問や困難などについて、指導先生のアドバイスを受けて少しずつ前進していきます。大学院にいく学生さんは、高い学術レベルの研究を求められているので、そのプロセスの中で自分の研究に対する思考も姿勢もプロに向けて前進していくと同時に、研究能力も自然についてくると思います。...
あなたの文章は意味伝わられるのか?-ライティングの法則06-
ライティングの法則、その6、読みやすさを徹底する。 まず、文字の書式設定からやってください。 僕は課題を出すときに、留学生さんに必ず、そして繰り返して言うことの一つに、宿題文章の書式設定です。僕だけの癖かもしれないが、文章を修正する時に、絶対書式設定からやります。確かにそれは文章の内容そのものに関係しないが、でも100%読者の気持ちに影響します。読みたくない気持ちが出ると、内容そのものはどうであれ、読まれないから価値ゼロですね。...
なぜ返信してくれないのか-ライティングの法則05-
ライティングの法則、その5、あなた独自のストーリーをユニークな方法で語れ! 研究生申請や大学院入試前に希望指導教員と事前面談をして、できれば指導先生の内諾を頂いたほうが良いですね。しかし現実では、指導先生の内諾をもらうどころか、面談の機会ですらなかなか得ることができません。今回は、希望教員にあなたの受け入れをポジティブに検討してもらう一つの方法をお伝えしたいと思います。もしあなたは今希望教員にコンタクトする最中であれば、ぜひ今回ご紹介する法則を活用して、先生の内諾をもらってください。あなたのお役に立てば何よりです。...
3ステップ式で研究計画書を書けるようになる
本研究計画書カテゴリーでは、大体「STEP①研究とは何かを知る」>>「STEP②研究計画の構造を立てる」>>「STEP③研究計画書を書く」という3つの部分に分けて文章を書いています。研究計画書を書けるようになるには、そもそも「研究とは何か」を理解していないと、何のための計画なのかもわかりません。当然その計画を立てることができないので、計画書を書けるわけがありません。 まず「STEP①研究とは何かを知る」について、...
書くことを恐れていませんか?-ライティングの法則04-
ライティングの法則、その4、書くことを習慣化する 書くことは一つのスキルです。練習すれば必ずうまくいきます。これはスポーツと同じです。バスケットボールを毎日練習すれば、そのための筋力が徐々に鍛えられます。毎日書くことを練習すれば、ライティングのための筋力も必ず鍛えられます。書くことを習慣化することで、書く時の不安や恐れを克服できます。おそらく、ライティングに当たる恐怖心を乗り越えるには、この方法しかないと思います。...